桜花爛漫図絵              (勝浦町坂本)              2019.03.30

10時半頃から雨が降ってきたので、桜を撮りに行くかどうか迷ったけれど中々機会もないことなので取り敢えず出掛けてみた。

勝浦の道の駅は桜祭りで満車状態。

 

道の駅で買い物もトイレもできない。

それにしてもいつも思うのは、平日働いている人が土日に行楽地に出掛けるのはわかるとしても、明らかにリタイアと思われる人達までが大勢居ること。

 

旅行でも同じだけど、時間があるのなら、平日の方が空いていてゆったりとできるのになあ、といつも思う。

 

坂本の桜はまさに満開でした。

満開の桜に当たったのは初めてではないだろうか。

散っていない桜って美しい、と初めて思いました。

 

ずっと以前から桜の季節に勝浦町を走る度に気になっている場所がありました。

山中にかなりの桜が咲いているのが見えるのですが、今まではその先の桜を撮りに行かなければならないので確かめもせずにそのままになっていましたが、今回は天気も悪いしちょっとだけ偵察して来ようかと思い立って行ってみることにしました。

 

が、普通案内板なんかがあるはずなのにそれも見当たらないので、恐らくこの辺あたりから山道を登っていくのだろうと見当をつけて行ってみると、なんとそこに「桜園」という、そんなにも古くないそっけない看板が1枚。

 

車で登っていく位の幅のある坂道なのですが、雨も降っていることだし安全のために歩いて登ることにしました。

うねうねと曲がりくねった坂道を歩くこと20分。

2枚目の「桜園」という看板の矢印が。

 

それに従って進むと、綺麗に整備された桜の園が出現。標高はおそらく200~250mぐらいですね。

 

綺麗に手入れされていますね。落ち葉も落ちていないしベンチもしつらえられています。

どなたが手入れされているか分かりませんが(途中にお墓があったので恐らくその方の持ち物だと)、こんな場所を見る度に頭が下がる思いです。

 

人が誰も来ない。

雨の音だけが聞こえる、道の駅の喧騒とは対極にある静けさ。

 

みている分には美しいけれど、写真にならず・・・・・18mmぐらいの広角レンズがほしいところ。

 

ここまでは車で登ってくることができますが、でもかなりの急勾配。

 

雨が降ると滑るかも。

 

場所は横瀬です。道路から山の中腹に桜が見えています。