国指定重要無形民俗文化財
田島祇園祭のおとうや行事(たじまぎおんまつりのおとうやぎょうじ)
種別1:風俗慣習
種別2:祭礼(信仰)
公開日:毎年7月18~21日(※指定当時)
指定年月日:1981.01.21(昭和56.01.21)
解説文:
田島祇園祭のおとうや行事は、関連する一連の行事がおとうやという特色ある祭祀組織を中心に執行されるものである。屋台の曳行をはじめ、神輿渡御、太々神楽の奉納などのほか、これらに先立って濁酒の仕込みや御神酒開きなどの諸準備も行なわれる。特に、20日には、さかき迎え、七度の使い、七ほかいの献上といった、おとうやによる特殊な行事が行われる。
(※解説は指定当時のものをもとにしています)
(文化庁国指定文化財等データベースより抜粋転載)
1983.07.19 撮影 Olympus OM-2,OM-4
会津田島祇園祭は、祇園祭(京都市、八坂神社)、博多祇園山笠(福岡県福岡市、櫛田神社)とともに、三大祇園祭と呼ばれ、800年の伝統がある。
実は文化庁の資料にもあるように、ここが特徴的なのはその「お党屋制度」にある。
当屋の字を当てるところもあるが、観光客は祭礼当日しか見に行かないけれど、ここは12組のお党屋組が、13年目に回ってくる当番お党屋を中心に執り行われる1年がかりの大行事だ。
大屋台の上では歌舞伎が上演されるが、私が行った当時は大人の人たちが行っていたが、平成6年から、子供歌舞伎を復活させたようだ。
写真的には、子供の方が断然いい。
と言うわけで、大人が演じているこの写真は貴重な訳だ。
それと「七行器行列」という、氏子から神前にお供え物を献上する行列があるが、「40人前後の花嫁さんが列を成して歩く姿は豪華絢爛で・・・・」とある。
手持ちの写真には無いが、見たような記憶があるような。でも豪華絢爛でなかったような。
でも写真には成りそうです。
旅館の写真があるが、レトロでいいでしょう。こういう雰囲気のある宿に泊まりたいものです。ブログの写真なんかを見ると、今も当時のままのようです。
2011.06.23 記
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