山犬嶽(勝浦郡上勝町) 2010.08.21

水苔の庭
水苔の庭

2010.8.21 撮影 晴れ時々曇り とても暑い Lumix FX-8 水苔の庭(by SILKYPIX)

 

最近ご近所の人達の間で、「もののけ姫」と同じ風景がある、というので出掛けてみた。

 

 水苔の庭(実際は水苔の見所という標識がついていますが、あえて庭、あるいは森と呼ぶ方がネーミングとしていいかも)の写真は、緑色が被っていますが、このほうが雰囲気が出ているので画像補正をせずに載せることにしました。

 

 この日の登山者は私一人。小鳥の囀りも無く、蝉の無く声もせず、風の吹く音も聞こえず、全くの無音の世界でした。いろんな場所を歩いたけれど、こういう経験は初めて。

 

 夏は緑一色ですが、もみじとか広葉樹がここの場所にはあるので、紅葉の時期になると、緑と紅葉のコントラストが美しいとおもう。多分。

尚、水苔の庭の底のほうにはマムシがいないようなのですが、上のほうの西側はマムシ注意との情報があるので気をつけないと。

 

 途中「山犬嶽参道」と「山犬嶽ハイキングコース」の案内板のある分岐に出くわすが、「山犬嶽ハイキングコース」の方向(登ってくると右の道)へ行かないと、「水苔の庭」には行けない。

 

登山口の案内板の横の箱にマップがおいてあるので、初めての人はそれを持っていくように。

 

 ついでだから、山犬嶽の頂上まで行ってきました。頂上は見晴らしが良くないですが、そこから尾根伝いに西の方に5分ぐらい行くと、西峰に行ける。ここからの見晴らしは素晴らしいが、足元がかなりの絶壁になっているので、足が竦んでしまった。

 

 つくづく、体力が落ちていることがわかった。昔なら休まずに一気に頂上までいけたと思うが、5m登っては休み、の連続であった。

登山口の標高636m、山犬嶽の標高997mなので、2.2Kmに対して360mの勾配です。

 

 ついでに、樫原の棚田の写真を載せときました。稲刈りはまだ暫く先だろうな。平地では本日は稲刈りの真っ最中。

 

交通手段について書いておく。

当然自動車になるだろうが、登山口のところに民家があるので、そこまで車で行こうとすれば行くことが出来るが、道が狭い上に勾配が急であるので、車に出会うと対向するのに大変です。私は幸いにも車に出会いませんでしたが。

 

駐車場は、登山口のちょっと下に3台程の駐車スペースがあります。(多分駐車していいのだと思う)

登山口まで行かずに、途中で車をおいていったほうが精神的には、いいのでは。

樫原の棚田からでも1km程の上り道で登山口に着くと思う。通常はここに車を置いていくらしい。

 

案内板に役の小角(えんのこぶね)とあるが、読みは「えんのおづぬ」ではないだろうか。

 

2010.8.22 記

 

SILKYPIXのフリー版が手元にあったので(現在はSILKYPIXのサイトにはありません)、今度はこれで補正をしてみました。雰囲気が出ているので画像補正をしなくてもいいのですが、さらに緑の補正をしています。


2010.10.16 記