ここは実に25、6年ぶりになる。
前回来たときは、まだ出来立てほやほやで、何にも整備されておらず、観光客もいず、かずら橋も渡り放題だった。
料金所のおばさんの話によれば、かずらの掛け替えは3年毎にやっているが、支柱は26年ぶりに掛け直しをするそうだ。
なんか奇妙な巡りあわせだね。
善徳のかずら橋より、こちらのほうが断然雰囲気はある。野猿もあるしね。
紅葉はまだ早かったが、料金所のおばさんによれば今年は紅葉はダメだそうだ。
やっぱりねえ~。
私の気のせいじゃないんだ。
なんかこんな山里に人が沢山いて賑やかだなあ、と思ってよく見るとこれがあのリアル案山子なのか。
そういえば、このへんあたりにあったなあ、とニュースでやっていたのを思い出した。
事前に調べていったわけではないが、国道439号線沿いは、結構おもしろい。
さて、このなかに本物の人間がいますが、さてどれでしょう。
本当はおじいさんが一人いたのですが、今回は写っていません。
国道439号を走っていると偶然目に止まったので一旦停車。
公園といってもちっちゃな駐車スペースとベンチがあるだけです。
写真には綺麗に虹が写っていますが、虹が見えるぎりぎりのタイミングだったようで、三脚をセットしているうちに、どんな角度からみても見えなくなってしまいました。チョーらっきぃ。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている有名な落合の集落である。
展望所が整備されていると聞いていたので、国道からはちょっと逸れるが行ってみた。
いつも思うことだが、凄い場所に住んでいるなあ、という感想である。
おそらく昔はみんな茅葺きか藁葺きの家だったのだろうが、丁度写真の中央付近に一軒だけ見えるが、かなり大きな家のようだ。
国道32号線を走っていると、かなり頻繁にここの案内板とか標識が出てくる。
で、何かなと思い寄り道をしてみたが、どうもコテージのある宿泊施設のようである。
この深あ~い谷を挟んだ対岸におしゃれっぽい建物が見える。
この下の写真の吊り橋を渡っていく方法と、龍宮トンネルに入らずに旧道を行くと、谷底に降りていくかなり急な道がある。
かずら橋も下を見ると結構怖いが、ここの谷底はもっと深く、橋の上から底を見ると足が確実に竦んでしまう。
この旧道も道路上にオーバーハングした岩の下を通るような、ビビリ度満点のかなりな道である。
20数年前はこのトンネルがなかったので、この旧道を走った記憶がある。
415さんが、盛んにここはいい温泉だというのでやってきたが、それにしてもロケーション的には、凄い場所にある。
こんな山奥に作って、一体誰が入りに来るんだ、という感じである。
しかし、この隣に湯治客向けのしらさぎ荘という宿泊施設があるから、それなりの需要はあるんだろう。
まあしかし415さんが薦めるだけあって、お湯はぬるぬるのいい感じ。
徳島県内の温泉施設のなかでも、おそらくトップクラスのお湯かな。
ただ広くない、というか狭い。まあ仕方がないんだろうけれども、定員は湯船に5人、洗い場に4人の9人がマックス。
いつもはお湯に浸かると1時間以上はいるのだが、さすがに10分で出た。
時間帯が16時頃というので悪かったのかもしれないが、もう大混雑。
時間帯を選べばグッドかもしれない。
温度はちょっと高めにしているのも回転率を上げるためか。
ちなみにここは源泉掛け流しです。
尚、ここの駐車場のところから橋を渡って黒沢湿原への道がある。
さすがにこの時間帯に行くと誰もいなかった。
まあ季節的にも、サギソウの咲く時期ならいざ知らず、今は辺り一面ススキだらけで見るものも無し。
尾瀬のような湿原を期待して行ったのだが望むべくも無し。
所々にセイタカアワダチソウをみたから、ここも外来種の浸食を受けている。
何とかしないといけないんじゃないかなあ。
尚、ここの案内板に松尾川温泉まで徒歩20分とあったので、車でこの狭い道を来るよりは、松尾川温泉からハイキングで往復する方がいいかも。
車でも6Kmもの細いちょっと対向の難しいようなところをこないといけないから、時間的には殆ど変わらない。
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