1984.9.15 撮影 Olympus OM-2,OM-4
宮城県指定無形民俗文化財
はねこ踊を初めて見たのは、日本青年館での全国青年大会民俗芸能の部。
と言う訳で、その翌年つまりこの撮影日にここに来たという訳。
東北の秋祭りの梯子の最終日をここに合わせたわけだ。
前日は、遠野八幡宮例大祭に行っていたので、東北本線の駅前旅館(駅名を忘れた)に夜遅く飛び込んで泊まり、翌朝、つまりこの撮影日に最寄りの駅から歩いてきたが、朝早くて食事するところもなし。
そんなとき、祭りの屋台に乗って笛を吹いていた人の厚意で、その人の家でおにぎりを食べさせていただいた。感謝である。その時娘さんの写真を食事のお礼に撮らせてもらったが、その娘さんも今では結婚されて母親になられたとか。すごい歳月が経過しているんだ。
同じように祭りを見物に来ていたカメラマンから声を掛けられ、私が青年館でいつも一番前で写真と録音している人でしょう、と言われた。結構青年館で見た人がこられていたようで。
いや~、世間て意外と狭いですねえ。
はねこ踊は、この辺では珍しい踊りではないだろうかと思う。
踊りは結構激しくて、行進向きの踊りだ。お囃子もいいし。
4年に1度、9月に行われる桃生町の寺崎八幡神社大祭に行われる。オリンピック並(オリンピックのある年に行われる)だ。
今調べたら、ルートは 遠野(釜石線)→花巻(東北本線)→小牛田(東北本線)で
小牛田の駅前の旅館旭館で素泊まりしたようだ。で、翌朝
小牛田(石巻線)→前谷地→陸前豊里(気仙沼線)で、ここから寺崎まで歩いたようである。
新幹線ができて、小牛田駅前もロータリーができているようだが、この旅館は今でも健在のようで、嬉しい限りだ。もう一度泊まってみたいような古い佇まいは、いいなあ。
実はここには、もひとつ見ておきたい芸能がある。寺崎の法印神楽がそれである。
2010.9.3 記
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から