前日に雨が降ったので、何かを期待して月光桜へ日の出前に出かけてみた。
案の定、ガスが懸り始め早春の爽やか景色になってくれた。
この後、7時頃まで粘ってみたが余り変化もなく、帰途に着いた。
大月を出発する前に、ガソリンを満タンにしておかないといけなかったので給油したのだが、高知県てガソリンがめっちゃ高い。
149円だったが、出発するときに徳島で給油したときは134円だったので、実に15円の開きがある。ハイオクよりも更に高いのだ。
何故なんだろう。
同じ場所からカメラを右(西)に振ってみた。
もう少しで夜明けであるが、前夜にこの月が出ていてくれたら、と思うと少し残念。
この画面左側の方に月光桜がある。
思えば今から4年前、NHK四国ローカルで初めてこの月光桜を見てからずっと行きたいと思ってましたが、天候の関係やら家の事やら色々とあって中々行けなかった。
今年もNHK四国ローカルで放送されたのを見て、この桜をすっかり忘れていたことを思い出し、見た翌日(金曜日4月3日)に行こうと決めたが、天候不順で断念。
週間の天気予報を見ても、ずっと天気が悪くて今年もほぼ諦めかけたのだが、また来年ということになると先の話は更に分からなくなるし、四国の東の端から西の端まで移動するのも段々と大変になるので、それからは毎日天気予報と睨めっこの日々。
そして滔々、日曜日7時の天気予報で、大月町の付近の雨雲の予報が18~21時の間はセーフ状態だったので、ダメもとで雨の降る中7:30に出発した。
県境の四ツ足峠を過ぎるころから雨は段々と止んできて、須崎のあたりでは夏を思わせる蒸し暑さ。
今回は天候を睨みながらの出たとこ勝負なので宿は取っていなかったが、流石に撮影終了後とんぼ返りで再度8時間300kmは無謀なので、飛び込みで取ることにした。
大月町観光協会のHPに載っている弘見地区の宿は三軒で、いずれも素泊まり2500円なので最終的に幡多郷に泊まることに。
まあ、本当に寝るだけですから。
点灯時間は19~21時なのだが、明るい内に場所の確認がしておきたかったので、宿の確保が終わると早速目的地へ移動。
宿の人と話していると、どうやらTV朝日かどこか(ググってみたら報道ステーションでのLiveでした)も中継をしたようなので、もっと沢山の見物客が来ているのかと思ったが、意外と少ない。
(毎年Live中継する、ということになったようだと宿の主人が言ってましたが、報道ステーションが続けばの話ですね)
点灯開始前でも30人前後で、天候のせいもあるのだろうがこれまた少ない。
月光桜は、本当はこんな黄色い色をしているわけではなくて、ヤマザクラ系なので花びらは白色で、それに下から月光色の薄い黄色い光を当てているからこういう色になっている。
点灯時間は、21時までという話だったので、消灯されると真っ暗になって雨ですべりやすい坂を下りてこないといけないので、この桜の下から撤収したのだが、この夜は21時が来ても消灯しなかった。
どうも理由はよく分からないのだけれども、恐らくはNHKのTVクルーが下で撮影していたようなので、延長していたのだと思う。
結局私も22時までその場に居て宿に向かったのだけれども、まだ点灯していた。
一体いつまで点いていたのだろう。
この日は点灯時間帯になっても、雲が厚く架かった状態だったので、本来ならば日没後の蒼い夕暮れの空を背景にこの光景が展開されるはずで、しかも月光桜の名の如く月が実際に丁度この写真の左隅に20時頃昇ってくる。
空がこの様な状態で、しかも雨も降り始めたので、殆どのカメラマンは帰ってしまって残っているのは数人しかいなかったが、奇跡って起きるもんなんですね。
1分間ほどだったが、出ました月が。
それが上の写真で、まあコラボしましたというだけの証拠写真。
因みに、4月4日が皆既月食だったので、この月はほぼ満月ということになる。
満月に花が咲くことから、月光桜と言われている。
ロマンチックでしょう。
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