もう今から30数年前になるが(いやもっと前かも知れない)、週刊誌(誌名は忘れた)のグラビア写真にここの茅葺の民家が写っているを見て、ずっと行ってみたいと思ってた。
今から30数年前でも、茅葺の民家は日本には少なくなっていたと思う。
この度、長年の念願が叶って、やっとこの地に立つことが出来たわけ。
本当は、先週来るつもりでいたが、宿の予約をしようと思って美山ナビWEBページを眺めていたら、1月25日(土)~2月1日(土)に「美山かやぶきの里雪灯廊」が開催され、ライトアップがあるというので、雪の茅葺の里がライトアップで幻想的に、というイメージを勝手に抱きながら1週間ずらしてやってきた。
結果は、1月19日の猛吹雪の先週に降った雪が、4月並の暖かさで溶けかかっており、田んぼには雪が残っているものの、茅葺の屋根には殆ど残っていない。
イメージが音を立てて、ガラガラと崩れてゆくぅ~・・・・・・。
まあしかしながらこればっかりは、どうにもならないので、またいつの日にか、ということで。
雪灯廊はこの期間で終わりだけれども、ライトアップは毎日ではないとしても、2月28日まであるそうで、私はこの点を勘違いしていた。
てっきり、この期間のみだと思っていたので、「行くなら今でしょ」・・・だったんだが。
30日の夜は、NHK京都ローカルの18:45から生中継をやってました。
従って、通常とはライティングが微妙に違っています。
きっと、1/31日、2/1日はTVを見て、観光客が押し掛けたことでしょうね。
セーフ。
29日:晴れ、30日:雨、31日曇りのち晴れ。
29日の夜に、マイナス1度になっただけで、寒くはありませんでした。
美山町は平成5年12月に、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けており、日本の原風景ともいうべき景色を残している。
かやぶき屋根の建築数は、白川郷、大内宿についで全国第三位。
昔は、林業・農業であったが現在は観光業が大きな産業となっており、宿泊施設も多い。
ここの素晴らしい点は、現にそこに生活している人が存在しているということ。
トイレも、このエリア規模にしては多くある。
休憩所もあるし、ご自由にお使いください、の無料の貸傘も何か所かに置いてくれている。
有難いことです。
最近は、誰もがカメラマン状態なのであるが、住民のプライバシーはきちんと守られる構造になっている。
というか、元々そのような村の作りだ。
家と家の間には、細い道があるので他人の敷地に入って撮影をする、ということがない。
ここの現在の状況は、ライブカメラやFacebookで情報発信しているので、比較的入手しやすい。
どんぴしゃで雪の降っている日に行くことも可能だ。
それでも、大阪・京都在住の人ならそれも可能だろうが、ここからだと高速バス・JR・市営バスを乗り継いで、約6時間かかる。
結構、遠いのです。だからここに来るまでに30数年かかったのです。
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