近江の秋        2013.11.25(月)~27(水)

今回の目的は、教林坊のライトアップを撮る、です。

その他の場所は、時間調整のためのオマケみたいなものです。

 

とは言うものの、3日間をすべて教林坊に充てるのもなんなんで、滋賀には湖東三山などの紅葉の名所も多いので、移動距離を考えて近江八幡の八幡堀周辺と永源寺のライトアップを組み合わせてみた。

 

まあそれでも今回の旅の結論を一言で言えば「二兎を追う者は一兎も得ず」に尽きる。

永源寺は既に終わっており、教林坊はまだこれからといったところだった。

山と里といった気候条件が違った2箇所を同時に見ようというのだから、無理があるといえば無理があった。

 

 

昨年、NHKで滋賀県近江八幡の教林坊の紅葉が放送された。

これを見た時は、それほどいいなあとは思わなかったのだが、それを見て取り敢えず写真投稿サイトのメンバーに偵察に行ってもらい、その方が投稿したここのライトアップされた写真を見て、どうしても行きたくなったと言う訳です。

 

というわけで、昨年は時間的に無理だったので今年行って参りました。

 

ただ問題なのは、基本公共交通機関利用なので、ここは非常に不便なところにあり、ライトアップをみると完全に足が無くなるという現実です。

 

宿に帰るのは歩きしかないのか、と諦めかけていたところ、宿が無料の貸し自転車を提供しているとあったので、教林坊を2日目に持ってきて1日目は永源寺のライトアップを見に行くことにした。


写真12月14日付の徳島新聞の記事の中に、今年の紅葉の状態についてアンケートをした結果というのが載っていました。

都道府県別で、「とても鮮やか」「鮮やか」を合わせた回答が最も多かったのは滋賀県で62.7%、以下山梨、岐阜、京都と続いた、とあった。

 

で、私の行った滋賀は大当たりだったわけです。

 

「いまいち」と感じた人は13%で、四国や九州を中心に多かった。

夏の高温少雨が影響したのではないか、としている。

 

私の感じたのも同様だったので、私の感覚もまだ錆び付いていないなぁ、とひとまず安心。

 

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近江八幡八幡堀・永源寺      2013.11.25(月)

近江八幡八幡堀

 

25日の天気は最悪で、鳴門大橋などは強風のために50kmの速度規制になるほどの強風が吹いていて雨が降りそうだったので、近江八幡に昼前に到着した時は、どうしようかと迷ったが永源寺はライトアップ見物が目的だったので、16時頃までに着けばいいと思い、近江八幡駅から徒歩30分の一度も行ったことのない八幡堀に行くことにした。

 

この判断が失敗だったんですけどね。

永源寺に向かう頃には、近江八幡でもとうとう強風と雨が降り始めた。


日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮
日牟禮八幡宮

近江八幡の地名は、この日牟禮八幡宮に由来する。

 


嵐の永源寺

着いた永源寺は天候のせいで薄暗く、境内には沢山のもみじが散っていて、観光客はまばら。

でも雰囲気は抜群にいい。

お寺の人によると、先程まで強風でもみじがあとからあとから散ってきてもう掃除するのが大変だった、ということで、「先程までは美しかったですけどねぇ。また来年きてくださいね。」と言われた。

 

境内は、かなり綺麗にもみじは掃除されて落ち葉が残っていなかったが、総門付近には名残のもみじが黄色と赤色と美しく散っていた。

 

そして更に悲劇が・・・・・・。

さてこれからライトアップの時間だという時に、「今日のライトアップを中止し5時で閉門します」。

 

なんと、えぇ~・・・・・そんな・・・・・、

もう雨も上がって強風も収まってきているのにぃ・・・

それなら500円返してぇ~。

 

どうも観光協会がびびったみたいだねぇ。

 

あとから知ったことなんだけれど、この日ここ東近江市で強風のためにお寺のテントが飛ばされて一人亡くなっていたんだね。

 

 でも、雨の永源寺は美しかったです、ホント。

三脚立てられなかったから、かなりブレブレの写真ばっかりですけど、勘弁ね。