上勝に行ってみました。
目的は、灌頂ケ滝の写真を撮ること。
これだけだと時間が余りすぎるもんで、あとはオマケです。
が、ちょっとした楽しい旅になりました。
コースはループを描けます。スーパー林道以外、道は快適です。
ルートは、
灌頂ケ滝 (8:00)→慈眼寺→灌頂ケ滝→雄淵(オンブチ)→県道16→傍示トンネル→射手座造船所→剣山スーパー林道→百間滝(11:00)→剣山スーパー林道 →角屋→府殿→山犬嶽(12:00)→府殿の棚田→角屋→落合→福原→月ケ谷温泉(入っていませんよ)→いっきゅう茶屋(おそ~い昼食14:30)→灌頂ケ 滝(15:00)
この時期、勝浦川は鮎釣りの人で一杯です。みんな楽しそうです。
写真は、勝浦川ではなくて、那賀川です。
それから、お盆前の日曜日のせいでしょうか、そこかしこで道路の草刈りや清掃を行ってました。
灌頂ケ滝
本当に、滝が美しいと感じたのは初めてだ。
数十年前に一度来たことがあったが、その時何を感じたか覚えてもいないが、ここの滝は見る時間によって評価が分かれるだろう。
8時から10時のしかも晴れた日にいかないと、この滝の本当の美しさは分からないと思う。
日が差し込んでくるにつれて、落下する水が徐々に見えてくるようになる。
水量が多くないので、風がある日は霧となって流れる。
これが太陽光線によって、虹が見えることになるんだろうと思う。
でも滝下からの撮影は、仰角で70mを見上げることになるから、首がものすごくクワル。
(クワル は 阿波弁で 疲れるの意)
本当に午後が駄目なのかどうか確認するために、再度立ち寄ってみた。
午後3時ごろだと、滝口付近以外に陽があたっていない。
落下する水そのものが日陰になってまるっきり見えない。
この状態だと誰も感動はしない。勿論私も。
地球に危機が訪れたとき、この舟がここから空に向かって発進していく、舳先はイスカンダルのある宇宙に向いている、そんな感じですよ。
エンジンは波動エンジンのような力業エンジンではなくて、今流行りの光粒子を受ける帆を張った環境配慮型エコエンジン、・・・てなところか。
中には入れないが、デッキの上には上がれる。
ものすご~く見晴らしがよいので、是非。
百間滝
水量も豊富な割には意外と飛沫が少なかった。
それでも、滝壺付近には薄っらと虹がかかっていた。
この滝の近くに、オンブチとメンブチがあるのだが、今回は見送り。
中林海岸常連さんの一人のペンタさんから、犬の尻渕他の写真を見せてもらって、これは是非とも行かずばならないと思い、晴れた日を選んで出かけてみたが、これが大ハズレ。
渕に光が差し込んでくる時間帯を選んだのだが、ず~と曇っていた。
光が差したのは、本の一瞬。
また秋にでもチャレンジしよう。ここ2~3日はめちゃくちゃ暑いので、再度行く気がしない。
渓流沿いでも涼しくないんだなあ~、これが。水は冷たくて気持ちがいいけどね。
さて、犬の尻渕は百間滝の上流30~40mのところにあり、非常にいい雰囲気を持っている。
この辺あたり一帯独特の赤茶けた岩肌を持ち、多分陽が入れば美しいだろうなあ、と思う。
赤茶けた色というのは、煉瓦色よりもっと暗くて赤い色で、種類はなんなんだろう。
渕はかなり深いようで底は見えなかった。
あとこの上流に、メンブチ、オンブチと続くが、ちょっとハイキングがてら、というわけにはいかない。
結構ハードだった。道は目印があるので上流に行くときは迷わずに行けたが、帰りは寸前で道に迷ってしまい、あやうく遭難しかけた。大袈裟?いやほんとに。
犬の尻渕までは、登り15分ほどで到着するが、途中ちょっとこれは油断すると落ちるなあ、と思われる箇所が3ヶ所。かなりビビリますよ。
昔は、犬の尻渕の上に橋が架かっていて、それを渡って行けば上流のメンブチなんかに行くことが出来たが、今は橋枠を残して板がすべて落ちてしまっているので、一旦川底に降りて川を横切って山道に戻らないといけない。
でもこのお陰で、犬の尻渕に光が差し込んでくれる、と思う。
渓流は水がさほど多くないので、飛び石をしながら川を横切ることができる。
メンブチは川底まで降りて眺めることが出来る。
岩肌を斜めに落ちる滝なので、優しい姿なのでメンブチという名前なのか。
オンブチは情報によると、川底に降りるにはかなりの急斜面を降りないといけないようなので、これはパス。
だって命かかってるもん。
だから、山道から覗き込む恰好に。上から見える限りでは滝の周囲の景観は見事の様だ。滝のまわりはかなり抉られており、しかもあの独特の赤茶けた岩肌である。
さすがに、メンブチ・オンブチに再度行きたいとは思わないが、犬の尻渕にはもう一度行きたいなあ。
2011.08.11 記
前回は、滝に陽が差し込むことを期待して行ったがダメだったので、2011.08.28に再度チャレンジ。
こちらのほうは、晴れていたので今回は大丈夫かと思い行ってみたが、今回も曇ってきて雨まで降り出す始末。
どうも上勝の夏はよくないなあ。
秋まで待つことにしよう。
陽が入る時間帯は、12~15時。
2011.08.29 記
4年ぶりに、犬の尻淵へ行ってみた。
前回行ったときは、山道が途中で何か所も崩れており、下手をすれば足を滑らせて転げ落ちていく、最悪死亡・・・てな状態の道(林野作業用道)を登って行ったのであるが、今回もし同じ状況なら行くのは諦めようと思いながら登って行った。
ところがなんと、前回危険だった箇所は丸太やら板の橋が架けられていて見事に整備され、とうとう林道にぶつかる所まで川を遡っていくことが出来た。
前回は、犬の尻淵の上に懸っていた鉄の橋は壊れていて歩行不可能なので川底に降りて川を横切って更に上流に登って行ったのであるが、今回はちゃんとグレーチングで通行出来るようになっていた。
2015.11.11 記
水苔の庭
本当は、百間滝から八重地の棚田へ行く予定だったのだが、丁度12時近くであったのとお天気がよかったので、水苔の庭にコース変更。
撮影目的は、木漏れ日のなかの水苔。
水も食料も持ってなかったのだが、上り15分ほどの山道なのでそのまま突入。
この日は水苔の庭には誰もこなかったですね。
香川県の人、ご免なさい。
以前、水苔の庭は晴れた日の方が光が回っていい・・・・・みたいないなことをいいましたが、苔に光が当たっているところといないところの明暗差が激しすぎて、写真としてはちょっと成功しているかどうかは?マーク。
マクロレンズを持っていけばよかった。
府殿の棚田
樫原の棚田と比べて随分と広い。樫原に比べて撮影ポイントが何か所かある。
ここの撮影は、田植え前の棚田に水を張った状態での、夜明け前とか夕方がいいかもしんない。
(あくまでも予想)
途中、府殿の棚田を通過したが撮影は帰りにすることにして、山犬嶽へ直行。
雄淵
淵神の塔の近くにある。
魚道
あまり都会人は知らないんじゃないだろうか。
四国一小さい四電発電所跡
百間滝に行く途中にあるが、写真の建物がそうかな?
いきゅう茶屋
おなかがすいていたのでおそ~い昼食。いっきゅう定食400円也。
こんな、変な時間に食事をすると、やっぱり腹が減った状態。
食事は規則正しく食べましょう、という教訓。
ここで、上勝晩茶の新茶が出ているというので買った。
製法は相生番茶と同じ半醗酵のお茶。
日本でも珍しいんですよ、半分醗酵させたお茶というのは。
おそらく徳島県のここらだけじゃないかな。
もしお茶好きの方がいらしたら、ぜひ購入を。
でも、ここだけの話、当たり外れが大きい、というのは分かってね。
番茶って、湯のみに注ぐと普通は茶色い色というのが一般的だと思うが、ここのは煎茶のような黄色い綺麗な色になる。
ただし、おいしさには当たり外れがあります。(多分醗酵が足りないんじゃないかと。)
また醗酵茶なので、極端に言えば酸っぱい味のするお茶であるが、非常に爽やかで、煎茶みたいに味が重くない。
私は大好きです。
新茶は大体お盆前に出てきます。
そういえば、府殿の近くの家の庭先にお茶を天日干ししている家があったなあ。
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