雪の大原              2012.02.02(木)~03(金)

実に35年ぶりの京都の雪狙いの撮影旅行である。

 

昨今はライブカメラという35年前には無かった便利なツールが存在しており、これと正確な天気予報とを睨めっこしながら、前日に行く事を決意。

 

しかし、当日(2日)高速バスで走りながらも大阪は上天気。

大丈夫か、これで。不安拡大。

 

京都に入っても、降ってきそうもない天気。 

降らなければそのまま帰るつもりで、とりあえず大原まで。

 

大原に入るルートは2通りあり、ひとつは素直に京都駅から京都バスに乗ってストレートに大原に行く方法。

もうひとつは、地下鉄で国際会館まで行き、そこから大原行きのバスに乗る方法。

 

時間的には、地下鉄利用のほうが合計時間が直通のバスより30分ほど短いのだが、国際会館からのバスが1時間に2つしかないので、待ち時間を含めて考えると、大原に行くときは素直に直通のバスに乗ったほうが利口。

 

それに地下鉄+バスの合計運賃は、バス直通より高い。

ただし、京都駅に帰るときは、国際会館へ行く方が早く京都駅に到着できる。

 

というわけで、今回は地下鉄利用ルートを選択したが、国際会館駅でバス待ちをしているときにようやく雪がちらつき始めた。

 

まあ紅葉シーズンと違って、バスはがらがら。

この時期、やっぱり観光客は来ないねえ。

三千院前のお店も閉めているところがチラホラ。

冬の平日だからねえ。

観光客もお店に入らない。開けてるだけ無駄ということか。

 

今回は、雪狙いなので行くところは三千院と宝泉院の2箇所のみ。

時間はたっぷりとある。

 

ただ雪が35年前と違って今回は少なかったこと。

この日本海側で大雪状態でも降らないということは、日本海側ですべて水分が落ちてしまったようで、降っている雪もサラサラとした粉雪が舞っていた。

 

舞っている粉雪は美しかったが、35年前の感激はなかった。雪が少ないせいだと思うね。

宝泉院でも然り。

 

ただ両方とも観光客が少ないせいで、写真を撮り辛いということはなかった。

私一人というのが、しょっちゅうあった。

 

それにしても、入山料が三千院が700円、宝泉院が800円というのは、ちと辛い。

三千院は2日の日に2回、宝泉院は翌日も入ったから、両方とも都合2回づつ。

入山料だけで3000円。

 

翌日(3日)は雪は期待できなかったが、結局、大原の民宿で一泊し、翌朝中林海岸のノリで朝6時に三千院へ。

もちろんこの時間には開いていないが、夜明けの写真が撮れるかなあ、と思って。

 

まあ、撮れませんでしたけど。

 

ちなみに三千院の開門は8時30分。宝泉院は9時から。

 

で、8時までその辺をぶらぶらとしていたが、気温はなんとマイナス8℃。

ただ風がないせいか、それほど寒いとは感じなかったが、指の先が痛かったねえ。

 

寒いだろうと思ってオーバーパンツを持って行ったが、必要なかった。

 

3日は宝泉院だけ行って、そのまま帰ることに。

 

忘れていたが、3日は節分。

京都では松尾大社とか壬生寺で節分会が行われるというのを前日老夫婦の方から聞いていたが、特に興味もなかったし、今回の目的でもなかったのでそのまま帰途についた。

 

2012.02.07 記

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盤桓園
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もっと広いレンズが欲しい。


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