撮影年不明10月16日 Olympus OM-2,OM-4
若宮(わかのみや)大明神から羽村(はむら)大明神までの約2~300メートル間を、大人や子供たちが束ねたワラに火をつけて歩くというもの。
祭りの由来は、
「むかしむかし、那賀川町江野島(えのしま)たぶの瀬の川にドンガンが棲んでいた。
ある日、田村将軍が川で馬を洗っていると、馬が急に暴れ出した。見るとしっぽにドンガンが噛みついて離れない。
将軍が、悪さをする理由を聞くと、ドンガンは
「鯉幟の旗めく音がやかましくて、川の中に住んでいられない。鯉幟をたてるのを止めてくれたら、悪さを止めて村の子どもを守ってやろう」
そこで将軍が
「約束どおり子どもを守ってくれるのなら旧暦の九月十六日に橋の上で子どもたちが火を焚いて、川の上へ振るから見にこい」
それから、火振りをするようになって、ドンガンの悪さも止んだそうな。
めでたし、めでたし。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上、阿波の民話より
ちなみに、「どんがん」はカッパのこと。
チョーローカルな年中行事です。
写真は、結構ひかりが回っているが、この時はTVの取材が入っていて、ビデオのライトが当たっていたので、かなりいい雰囲気になっているが、実際はかなり暗い。
写真にカメラマンが写っている。
2011.09.10 記
Sony α55
今年は出遅れてしまって、19:30に着いた時はもう既に終わっていた。
で、写真は残った火の始末。
来年は18:00頃にスタンバイかな。
2011.10.16 記
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24おか (日曜日, 18 9月 2011 11:47)
身近なところの話題なので、ちょっと調べてみたいと思います。
最近歴史が面白くなってきました。
火振り神さんも是非お越しください。
ただ私は今年は参加できないのが残念です。
管理者 (土曜日, 17 9月 2011 10:43)
24おかさま、お久しぶりです。
祖谷の場合は、源氏に見つかることを恐れて、という理由があるようですが、江野島の場合はどうなんでしょう。
源氏と平氏の話では、ところによっては鶏を飼わないとか、色々とバリエーションがあるようです。
ドンガン(いわゆるカッパ)についても、色々な見解があるようですが、どれが正しいのかは定かではありません。
ただ、田村将軍という名称が引っかかります。
田村と言う名前ですぐに思いつく将軍は、あの坂上田村麻呂のことです。
カッパは「まつろわぬ民」のひとつである、という考え方です。
そうだとすれば、このドンガンと田村将軍の話も、それに類する話と同様だと一応の説明をつけることはできるように思います。あくまでも私見です。
24おか (木曜日, 15 9月 2011 21:36)
今年の10月16日には、ぜひお越しください。
ところで、先日、東祖谷の平家屋敷に行きました。
そのときに聞いたのですが、平家の落人の子孫も鯉のぼりをたてないそうですね。
この地も関係するのでしょうか。