Sony α55
赤松地区には初めて行ったが、随分と立派な道路でバイクは走り易い。
久しぶりに祭礼行事の撮影に行ったが、小じんまりと纏まったそれでいてちょっと賑やかな、ああいう雰囲気は大好きだ。
もっと押し合いへし合いの花火見物になるかと思ったが、適度に疎らでカメラマンもそれほど多くなく、撮影のための位置取りの必要もない。
行く前は三脚は立てるのに苦労するかな、と思ったがそうでもなかった。
(持っていったけれど、バイクに積んだままにしておいて、すべて手持ち撮影にした。)
十三夜の月が、境内の梢越しに見え田舎の秋祭りの雰囲気はばっちり。
奉納された花火は、全部で12組。
最初からハプニングで始まって、終わったのが21時40分頃。
撮影するよりも見ていて楽しかった。
本当は花火の奉納は20時から始まるのだが、このハプニングのおかげで第1番めの組は19時45分スタート。
以降第2組からは20時から行われた。
このハプニングとは何か、と言うと
本番の吹筒花火に点火する前に、「いりは」(というふうに聞こえた)という、火薬の出来を試すようなサンプル花火を点けてみる。
その「いりは」の吹き出す花火の火柱が大きすぎて、本番用の吹筒花火に類焼し巻き添えを食って火薬に火が入ってしまった、というハプニング。
爆発した花火は3組。爆発すると火の粉は観客のいるところまで飛び、わあわあきゃあきゃあと結構すごい迫力です。
最初は爆発する花火もなく順調に・・・・・・
私の近くにいた人が、「爆発せんとおもっしょうないのう」なんてことを話していたので、なんのことかと思ったら、こういうことか。
私も、どのような花火が爆発するのかが分かるようになりましたよ。
でもこの爆発の瞬間を撮るのは非常に難しい。一発勝負でタイミング、とれませ~ん。
また花火の下を,若い地元青年団の男子が拍子木を打ち鳴らし、火の粉を浴びながら「できたん」「どしたん」のかけ声で走り回る。これはこの赤松独特のものらしいが、熱いだろうなあ~。
これは、全国にある男子の通過儀礼の一種であるのかもしれないようだ。
この夜は、風もなく吹筒花火には絶好の状態(ちょっと風は吹いてました)
それに寒くもなかったので見物人にも絶好の状態
でした。
写真の中で、説明しないと分からないだろうと思われるものについて。
連続写真は、導火線に点火した火花が、上にセットされた吹筒花火に登っていく様を連射したものです。
最後の方は、吹筒花火に火が入っています。
最初、シングルでシャッターを切っていたのですが、これだとタイミングが取れないので連射にしました。
暗い中でピントを合わせるのは大変です。
下の表は、会場で配布された「平成23年度 赤松神社奉納吹筒煙火次第」のものです。
平成23年10月9日(日曜日)午後8時 開始
この次第の最後に、「花火が時折破裂し火花が飛び散ることがございます。ご注意ください。」
と書いてありました。
2011.10.10 記
登場順 | 組・連名 |
地区 |
1 | 視繁組 | 若衆有志 |
2 |
彩輝組 |
赤松青年団 |
3 | 日照組 | 日浦 |
4 | 平成女組 | 女性混成 |
5 | 白鳥組 | 総屋敷 |
6 | 秋桜連 | (同好会) |
7 | 朝日組 | 寺野 |
8 | 寿組 | 耳瀬 |
9 | 昭和組 | 栗作 |
10 | 日進組 | 阿地屋 |
11 | 日の出組 | 流矢 |
12 | 日光連 | 新発地谷 |
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管理者 (日曜日, 16 10月 2011 08:30)
ドシタンさん、コメントを頂きありがとうございます。
コメントの内容から、関係者か地元の方だとお見受けしますが、こちらそこありがとうございました。
あの日境内でたまたま今年のポスターを見て、その素晴らしさに圧倒され、これは狙ってみないといけないなあ、と思い最初はタイミングを計りながらシングルショットで撮っていましたが、これは連射が楽と思い途中から切り替えました。
沢山連射したなかの一枚です。
従って、アイデアはパクリです。申し訳ありません。
ポスターを撮られた方の着眼点に敬服します。
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
ドシタン (日曜日, 16 10月 2011 03:17)
昨夜、この記事を覗きました。
そして素晴しい写真の数々に驚きました、今年のポスターと同じ画像を撮るには、連写が肝心なのがわかりました・・!?
赤松吹筒花火を取り上げていただき、ありがとうございます!
今後ともご支援の程よろしくお願い致します。
管理者 (水曜日, 12 10月 2011 07:20)
Shinoさんへ
お褒めいただいてありがとうございます。
いやあ~評価していただいて本当に嬉しい。
最初はシングルショットでいっていたのですが、露出とタイミングがとりづらく、おまけに手持ち撮影でしたので、連射(秒6コマ)で撮りました。
ずっこいですが、そのうちからいいのを選択しました。
吹筒煙火は見ていて、楽しかったです。
Shino (水曜日, 12 10月 2011 07:12)
素晴らしい!!
これは凄いですね~脱帽の写真です。
来年の楽しみが一つ増えましたね。
遠距離を場所を調べて行った甲斐がありましたね。