金魚が風に泳ぐ街         (山口県柳井市)               2015.12.03

少し色が悪いし、ピントが今一つだけれども、風に泳いでいるのが一番よく表わせたと思う。

柳井市古市金屋重要伝統的建造物群なんですが、ここは初めての訪れだったので風景が新鮮に見えた。

一応観光地なんだけれども観光客はまばらでしたなあ。と言うよりも殆ど居なかった。

堂々と道の真ん中に三脚を立てられるぐらいだから。

 

ここの通りは風が吹き抜けていきやすいのかどうか知らないが、この日は金魚ちょうちんが白壁の家々の軒先で元気よく泳いでいた。


江戸時代に岩国藩の御納戸として栄えたようで、近くに川があるがそこに廻船が入っていたそうだ。

家並みは200mほどだが、非常に美しくまとまっている。


ところで軒先で泳いでいる金魚ちょうちんは、幕末の頃に青森のねぶたをヒントに作られたそうで、お盆の頃には金魚ちょうちん祭りがあるそうです。

 

この金魚、結構お茶目で可愛い顔をしています。

デザインをした人のセンスの良さがうかがわれます。

 

上の写真は国指定の重要文化財の国森家住宅です。

下の二枚は、その一階の帳場から通りを見たところと黒光りのする床がある二階の写真です。

 

入館料は200円なんですが、勝手にお金をざるに入れておいて自由に見学できます。

が、入口のところに「見学の方はブザーを押してください」みたいなことが書かれていたので押してみたが、誰も出てこなかった。


こんなのでいいのかしらん。不届者がいたらお金持ってかれちゃうよ、というぐらいゆったりとした時間が流れていました。