真夜中の虹                 (上勝町 雄淵)               2013.06.22

α55
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このサイズでは、やはり分かりにくいですが、滝の下の水面すれすれのところに、微かに虹が写っています。

 

ふと夜空を見上げると満月だったので、前日に大雨が降っているし、滝の虹を見るには条件的にOK。

ということで、時間的にも丁度よかったので、出かけてみた。

 

で、実は肉眼ではさっぱり見えませんでした。

おまけに、滝の水量も思ったほど多くなかったし、あれあれと思いながら帰ってきて現像してみると、あぁ~らびっくり。

微かに写っているんですよね、これが。

 

でも、この月光下で滝の写真を撮ることの意味は、一体なんだろうと、ふと思ってしまった。

昼間NDフィルター装着で、滝を撮ることとの違いは一体なんなんだろうかと、ね。

 

因みに、灌頂ケ滝の虹も狙ってみましたが、撮れていませんでした。

滝と月とカメラの位置関係はいいのですが、水量が少ないし風も吹いていなかったし、遠距離からだったので、無理っぽいようです。

 

それにしても、夜の森は怖いです。

少しの物音にびくついていました。

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こちらは偶然にも、蛍が一匹、滝を左から右へと横切ってくれました。

こちらのほうに感激しました。

 

時間的にも、時期的にも蛍が飛ぶことはないんですけど、分からんものですね。

おまけに、ここに蛍が居るとは思いませんでした。

 

それにしても、F1.8クラスの明るいレンズがほしい、とこの時ばかりは思いました。

上の写真では、虹が見え辛いので、こちらで見てみると虹が分かると思います。

 

まあ、NHKではないですが、虹が出るのだという証拠写真のようなものです。

 

因みに、23日がスーパームーンだったようで、通常の満月に比べて大きさが14%、明るさが30%増しだった。

条件的には最高だったんですが。