台風12号は、紀伊半島に記録的な雨をもたらし甚大な被害を与えた。
徳島でもかなりの雨量となったので、普段水量の少ない灌頂ケ滝がどうなっているか見たくて出かけてみた。
風もあったので灌頂ケ滝から落ちる水が飛沫となって風に舞い虹が架かるかもしれない、という期待もあった。
水量は前回行ったときより多かったが、既に一日間を置いているので水量は減っていたようだ。
上の写真は、灌頂ケ滝のものでなく、行く途中、岩肌から流れ落ちる水が岩に当たって跳ねて、見る角度によって太陽の光で虹色の水玉が美しくできていた。
もう少し高速のシャッタースピードがあればきちんと水滴がブレずに止まってくれ、もっと色が付いていれば、もっと綺麗だっただろうなあ。
今度、そんな場所を見つけて再度チャレンジ
灌頂ケ滝から、道を上ること5分余り。
道からすぐに見える滝だが、普段の水量はもっと少ない。
滝には名前が付いていず、便宜的に関ケ谷の一の滝と呼ばれているようだ。
一の滝ということは、この谷の上流にまだ「二の滝」~「六の滝」とあるようでる。
灌頂ケ滝とこの滝を、太陽の位置関係をみながら、行ったり来たりしていた。
上の写真「跳ねる」は、太陽がやっとこの谷に差し込んで来て、スポットライト的にあたった滝の水が跳ねるところを撮ったもの。
前回行ったときは、雌淵の場所がわからなかったのだが、今回は看板を見つけた。
どうして前回見落としたのだろう。
ここは写真のように紅葉があるので、紅葉したらきっと綺麗だろうね。秋に期待。
雄淵は、ものすご水量となっており、その飛沫がかなり下流まで流れて来ていた。
その飛沫に陽の光が差し込んで、ちょっと幻想的。
雄淵は川を挟んで全景を見渡せる場所があり、そこから虹の架かっている滝を見ることが出来たが、途中危うくマムシに食われそうになった。クワバラクワバラ。
もう二度と行かない。
灌頂ケ滝は、ご覧のように水量があると、かなり立派な滝に見える。
これは麓の集落のあたりから遠望したもので、普段の水量なら多分崖しか見えないのだろう。
那智の滝の雰囲気がある。
滝底から見上げて、滝口から落下してくる水を撮れるのも、この滝ならでは。
それほど水量が少ないのと、70mとういう落差のせいだろう。
ちょっと珍しいと思う。
この滝は滝壺が無いので、滝底と言っておくが、そこに「白龍神」という看板があった。
この滝の落ちてくる水をみていると、本当に白い龍が滝口から降りてくるように見える。
虹を見るためには、原則として太陽を背にしないといけないのだが、どう考えてもかなりの水量がないとダメだろうなあ。
ここに8:00~13:30まで居て、結局虹が撮れたのは13時頃。
それもご覧のようなちっこい虹。
水量が少なく、しかもこの日は風が吹いていて落下する場所が定まらず、虹が安定しない。
頭から飛沫を被りながらの撮影だった。
身体はずぶ濡れ、勿論カメラも。
ただカメラは、一応タオルに包んで撮影したので直接カメラに当てるようなことはしなかったが、それでもかなり濡れた。
故障の原因にならなければよいけどね。
α77の防塵防滴なら苦労しないのだろうけど。
夏でよかった。一応風邪は引いてませんけど。ヨカッタ・ヨカッタ
ちなみにこの日、ここに写真を撮りにきたカメラマンは10人。平日だのにねえ
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