奥美濃白鳥おどり(岐阜県郡上郡白鳥町) 現 郡上市白鳥町

1982.8.1 撮影 Olympus OM-2 OM-4 zuiko 50mmF1.8

 

 全国的には、郡上八幡の郡上踊(国指定重要無形民俗文化財 1996.12.20指定)の方が有名だと思うが、ここも同じ系統のおどり。

 他の地域の盆踊りと違って、7月中旬から9月上旬の長い期間を懸けて踊られる。2010年は7月17日から9月25日までで、徹夜踊りは12~15日のようだ。

 踊っている場所はその日その日で変わっているので、どこで踊られているかはネットで事前に場所を調べておくか、尋ねるしかないだろう。

 

 盆灯籠の切り子(きりこ)を吊り下げた屋台(といっていいんだろうな)を中心にして、

源助さん、シッチョイ、八坂(ヤッサカ)、神代(ドッコイサ)、老坂(オイサカ)、猫の子(ネコノコ)、世栄(ヨサカエ)、さのさ

などの民謡に合わせて、軽快な踊りの下駄の音が響く。

 

 そんな訳で行かれる前には、一通りこれらの民謡を聴いておくことをお薦めする。

テンション上がること間違いなし。踊り自体は単純だから、すぐに覚えられると思うが、参加希望なら、下駄は持っていこう。

 

  これは写真を撮るものではなくて、参加するもの、というわけで、雨のせいもありましたが、写真は少なめでした。

 その時に貰った白鳥おどりの手拭いが、今でも手元にある。

 

  その他に、場所踊り、エッサッサ、よいとそりゃ、ヨイサッサ、があるそうだが、私は聞いたことが無い。エッサッサ、ヨイサッサは世栄のことだと思うが。

 

踊りは、西馬音内盆踊と違って誰でも参加できる。結構観光客が踊っていた。

 

尚、白鳥おどりの原型と言われる「白鳥の拝殿踊り」は、国の無形民俗文化財に選択されている。

 

2010.8.8 記

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