1984.9.10 撮影(おそらく)Fujichrome RD-400 Olympus OM-2 OM-4 zuiko 50mmF1.8
「なにゃとやら」というのをご存じだろうか。
旧南部藩は青森県と岩手県に跨っているが、二戸市を含む旧南部藩の各地に伝わる盆踊りである。
歌詞は「なにゃどやらよ、なにゃどなされて、なにゃどやらよ、」という、訳の判らない節を繰り返すのであるが、これについては面白い話がある。
キリストに関係することで、これは古いヘブライ語であって、主を崇めたまえ・・・・てな意味であるとする説がある。しかも近くには、キリストの墓と称するものまである。
十和田湖に抜ける途中の迷ケ平の近くにあるのだが、キリストが処刑されず、日本のこの地まで来て亡くなった、という話。
嘘か本当かは判らないが、ミステリ作家、伝奇小説の作家には堪らない題材だろうな。高橋克彦など多くの作家が書いているので興味のある人はどうぞ。
旅館の人に、なにゃとやらを東京から見に来た、といったら何と物好きな、という顔をされた。踊っている場所を聞いて、神社だったか広場に行って見ると、照明のあまりない暗い場所で写真のように踊っていた。(このときは飛び込みで18時頃旅館に泊まりました。いつも野宿ではありません。)
WEBでみると、最近は、なにゃとやらの踊りのコンクールなどもやってて、町流しもあるみたいだが、なにゃとやらにはあの薄暗いなかで踊る怪しげな雰囲気のほうが合っている気がする。
丁度このとき町中では、「南部七ツもの」が子供達によって踊られていたので、ついでに載せておく。実際は秋のお祭りなので、このとき見られたのはラッキーだった。
10月第1日曜日 坂本地区日吉神社大祭で行われる、となっている。
2010.8.8 記
写真をじっくり見てみると、踊り手に番号が付いているのがあったので、この時は既にコンクールをやっていたようだ。と言う訳で、上述の「最近は」という箇所は訂正します。
2011.2.6 記
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