一夜限りのキャンドルナイト      (高知県北川村 モネの庭)      2014.09.13

一週間ほど前、NHKTVでここのキャンドルの試験点灯のニュースが流れていた。

 

モネの庭は一度も行ったことがないし、ここんところどこにも行ってないので、出かけてみることにした。

 

目当ては、キャンドルの点灯した写真なので日没に間に合えばいいや、ぐらいにしか思ってなかったのでゆっくりと出かけたが、ここからだと3時間強かかるので、帰りは、どう考えてみても日付を跨ぐかもしれん、と思うと、ちょっと出かけるのが億劫になってしまう。

 

予想通り日付は跨なかったが、23:30。ふうぅ、流石にきついわ。

 

昼間は、そんなに人もいなかったが、さすがに夜になるとカメラマンで溢れ返っていた。

その上に、スマホ連中が加わるから、大変な状況。

 

キャンドルナイトの名の通り、この睡蓮の池の中だけでは無くて、通路にも瓶に入ったキャンドルに灯がともる。

その数2000個。

 

みんな撮影に夢中で、至る所でこの瓶を蹴飛ばす音が聞こえていた。

その都度、スタッフが駆けつける、という塩梅。

 

夕方の開園時刻になる前に、時間があったので園長さんと暫く話をしていたが、本当は一夜限りでなくて二日ぐらいしたいのだけれども、スタッフが大変なので持たないので残念ながら・・・・・・・ということでした。

 

今年は3回目だそうで、昨年は真夏の暑い時期にやったそうですが、やぶ蚊と暑さで大変だった、だから今回は9月にした、ということでした。

 

それと、星空ウォッチングも11月頃にやるので是非に、ということでしたが、本当に夜空を見上げれば星がいっぱいでした。

 

私の住んでいるところは田舎なのでそこそこ星は見えるのだけれど、それより遥かに星の数が多かった。

久しぶりに天の川も見た。

 

 

浮かべたキャンドルに灯が入り夕闇が押し寄せてくる頃、人も一杯押し寄せてきた。

 

こういう場所では、満足に撮れることはないです。

 

三脚を構えたらそこから動こうとしないカメラマン、暗闇の中での長時間露光をしている後ろで頭に付けたヘッドライトを振り回すカメラマン、など我がまま勝手なカメラマンのバトルが果てしなく続く。

 

勿論私も参加・・・・・・・・・・していません。

点灯は17時頃から始まるので、昼間13時から入園していた私には場所の確保は出来たのですが、アホらしいのでやめました。

 

この写真をみて、いつも反省するのは、ああやはりこういう写真にはMErrillは向かないんだと。

灯りが白く飛んでいます。

 

だから黄昏時の時間帯を狙ったのですが、色はSONYの方が美しく出ています。

ただピントが今一つなのよねぇ。

 

ピントを取るか色を取るか、どちらを取るかの問題なんです。

 

で、夜に睡蓮が咲いているのかと言えば、実は咲いているのです。

夜に咲く種類があるそうで、この池では白と赤紫と、もうひとつ、都合三輪咲いていました。

 

昼間は、午前中に咲いて、それから花を閉じていくのだそうですが、この日は天候の関係で夕方近くまで咲いていました。

園長さんが言うには、ラッキーなんだそうです。

浮かんでいるのが、睡蓮に似せたキャンドルです。

が、背が高いキャンドルもあって、私としては背の高いキャンドルは不必要だったんじゃないかと思った。


キャンドルの数も多かったし、バランス的にはどうかなぁ、と思う。

満天の星空でしたが、これにははっきりと写っていませんねぇ。

こちらは、アコーディオンコンサート。