萩焼窯元丹妙山          (山口県萩市川上遠谷)            2015.12.05

写真の順序から言えば、一番最後のお別れの場面ですが、ここが萩焼窯元&古民家食事処「丹妙山」の全景です。


場所は・・・・・・・えっ、こんな場所、と思うようなところにあります。

何故こんな辺鄙な場所に開いたのかとお聞きしたところ、この地域を賑やかにしたいとの、地域への恩返しだとのことでした。


ここを訪問する前日に電話して食事を予約しました。

 

場所が分かるかと尋ねられたので、住所と電話番号は分かっていたので「カーナビがあるから大丈夫です」と答えたが、当日目的地を入力しようとすると、なんと遠谷(とおたに)までしか表示されず残りの5574-1が入力出来ない。

しかたがないのでそのまま目的地設定をしたが、要するに「そこらへん」までしかわからないのだ。

 

因みに私はスマホに地図アプリとナビアプリを合わせて7個ほどいれているが、そのいずれもがここの場所をきちんと特定することが出来なかった。


本線からの分岐の入り口にも案内板は無いし、目的地付近には見落としそうな小さい看板があるが、指の指している方向がよく分からんし、結局道に迷って、電話する羽目に。

 

電話をすると迎えに来てくださるというので、辺りを見渡していると、川を挟んで300mほど向こうでどうもそれらしき人が手を振っている。

車は、ちゃんと目的地に到着していたのである。


県道360を川上小学校の方から侵入してくると右前方に福昌院というお寺が見えてくる。

左手には遠谷川という小さな川が流れており、このお寺の手前で左側に川を横切る農道があって、橋を渡って行けばそこが目的地。

ストリートビューで見ることが出来る。(こんな所まで、さすがだなぁグーグル)

車は、県道360に路肩駐車です。

食事する部屋は三部屋。

 

上の写真の部屋の隣の部屋で食事を頂きました。

 

本来ならば、ここにどど~んと料理の写真が載るはずなんですが、基本そういった写真は撮らないことにしているので、残念ながらありません。

 

 

食事をしながら、昔話に花を咲かせた訳ですが、当時奥様にはお会いしていなかったので、端からわからないのは当たり前なんですが、玄翁さんの写真を見せられても、どうしても思い出せなかった。

髭を生やしていたかどうかさえも覚えていませんでした。

こういっちゃぁなんですが、自慢じゃないですが人の顔を覚えるのは得意じゃないのです。

(本当に自慢じゃないです。これで度々失敗しています。)

 

で、この後、錦川オオサンショウウオの会の方やらを含めて話をしながら3時間ほど滞在したわけですが、その中身については、余りにも話が多すぎてここには書けず残念ながら割愛。

 

で、名残を惜しみながら上の写真となるわけです。

今では数の少ない登り窯ですが、玄翁さんの奥様の話では玄翁さんが研究を重ねた朝鮮式で、普通とは違うということをおっしゃってました。

 

写真を撮っている時には気付かなかったが、写真を拡大してみると釜場の入り口に二匹の鬼だとおぼしき置物があります。

これは、釜場に侵入してくる悪いものを見張っている、という意味があるのだろうと思います。(聞いておけば良かった)

東光寺                (山口県萩市)             2015.12.05

丹妙山でお昼をいただくには時間がありすぎたので、一か所だけちょこっと萩市を観光してきた。

 

黄檗宗東光寺は、萩藩の奇数藩主の廟所であり、3,5,7,9,11代の墓所となっており、大照院には偶数藩主2~12代の廟所となっている。

とは言うものの、初代は大照院の方にあり、これは一体どういう考えに基づいているものなのか。

 

大照院では13日にお盆の迎え火が焚かれ、東光寺では15日に送り火が焚かれるそうだ。


かつての旅 山陰旅行をした時には、ここの写真が無かったのでここに載せたが一種の異世界。