ホタルも一週間程遅れているようだ。

地元の人によれば、昨年の半分くらいの数だとか。

昨年の暑さと、直前の台風2号の大雨のせいだろう、と言っていた。

ホタルを撮るのは、とても難しい。

 

場所の問題が一番。余計な明かりが入らない（例えば、車のヘッドライトとか、街灯の明かりとか）

ところで、更にホタルが飛ぶ時間とか。それに飛んだ時の、ホタルの光跡の具合とか。

 

確実に運任せ。

 

ホタルの色々な写真を見ていると、多重露光か重ね合わせをしているものが多いようだが、上の写真はどれも一発勝負。

 

勿論バルブでシャッターを開けている時間は適当、という状況だ。

 

飛ぶ時間は、大体１９時３０分～２０時３０分。この時間を過ぎるとホタルは就寝の時間になる。

もし普通に狙うなら、飛び始めた頃の１９：３０あたり。

この時間だと、まだ十分に明るいからだ。景色もちゃんと写るし、ホタルの光跡もしっかりと写込めるからだ。

 

と言う訳で、今回の写真は今一つ成功しているとは言い難いが、取り敢えず活動をした結果ということで。与川内のホタルは私としてはこれで終わりで、次は天気のよい日を狙って美郷へ。

 

と言いつつも、実は6月９日も行っていた。この日になると、私のお気に入りの場所、ホタルまつりマップのポイントで言えば丸1のところ。２～3匹しか飛んでいなかった。丸３、４あたりはそこそこの数が明滅していた。

ホタルまつりが終わると、見物人がちらほら。

 

でも感動したねえ。19:25頃になると、それまでなんとも無かった状態から、ホタルが一斉に光始める。光の点が湧いてくる、とい光景は感動もんだよ。

 

今回、α55をバルブ状態で使うときの、設定で気付いた事があるので、α55ユーザさんは注意しておくと良い。（知ってるかもしれないが）

→α５５のバルブ撮影での注意

 

2011.06.06 記

 

 

 

 

これで終わりだと言いつつも、天候の具合を見ながら（前日は大雨洪水注意報が出ていた）、6月13日（月）にまたまた行っていた。結局与川内は都合4回行ったことになる。

13日は一番奥の場所。予定どおり19時30分ころから、一斉にひかり始める。

 

車も殆ど通らないし、場所的には最高。

ただ薄い月明かりであったため、ホタルのひかり自体は、それほどはっきりと見えるわけではなかった。

しかし、何度やっても長時間露光はうまくいかない。フィルムカメラのときは、それほど苦労した記憶がない。

また来年ということで、本当にこれで今年のホタルはおしまい。

 

ついでに、20数年前のホタルの光景が忘れられなくて、14日（火）は美郷の一番奥の場所へ。

結果はハズレ。時期が悪いのかどうか分からないが，数が少ない。

昔は谷一杯にホタルが正しく乱舞していて、こんなものでなかったような気がする。

 

ロケーション的には抜群なんだけれど。

多分、もう美郷には行かないだろうなあ。

 

2011.06.15 追記